[Fra Luca Bartolomeo de Pacioli ( 1447-1517)
Italian mathematician:Father of Accounting]
情報科学B
T 複式簿記による会計情報
会計情報の基礎である複式簿記は13世紀初頭〜14世紀末 地中海貿易で繁栄したイタリア
商業都市で、商業と銀行業の記録・計算の道具として実務のうちから誕生・発達し、
15世紀に体系的組織を確立しました。幾何学の書によるヴェネチア式簿記はルカ・パチオ
(Luca
Pacioli) によって書かれ、書名は「スムマ」 1494年刊 (ヴェニス)Eb-1902(reprint ed.)
複式簿記を解説した世界最古の出版物
です。
売上と費用が同じくらいで利益が殆ど出ていない状態。個人店においては利益なし、法人においては配当分配なし。経営上は問題がありますが
、何とか支出費用分は売上でカバーしたとのことです。利益がゼロとなる売上高のことを「損益分岐点」とか「損益分岐点の売上高」といいます。
売り上げに対して、費用はは変動費と固定費に分けて分析する
売上高の増減に伴って増減するコスト(変動費)と、売上高の増減に関係なく毎期一定額が発生する費用(固定費)です。
変動費には売上原価、発送運搬費、外注費などがあり、固定費には人件費、地代家賃、減価償却費など毎月、毎年一定の
割合で支出する費用があります。何を固定費にするかは業種によって相違あり。
ムダなコストを探し出す
変動費は売上に対するパーセンテージを期間等で比較することによりムダなコストを探し出し、固定費はその額を
期間等で比較することによりムダな費用を探し出す。
V.キャッシュフロー 経営指導
企業が自由に使えるキャッシュフロー(フリー・キャッシュフロー)をどれだけ発生させることができたかが重要であり、発生主義会計
による、利益計算では現金等価物の残高が相違する。
CASH
FLOW MODEL
1 優良企業
MODEL 1 |
キャッシュ・フロ一計算書(単位:1000円) |
|||||||
年度 |
2,008 |
2,009 |
2,010 |
2,011 |
2,012 |
2,013 |
2,014 |
|
純利益 |
-4,965,000 |
-8,101,000 |
3,021,000 |
4,178,000 |
5,429,000 |
6,093,000 |
6,328,000 |
|
減価償却費 |
4,793,000 |
4,710,000 |
4,197,000 |
3,955,000 |
3,676,000 |
4,018,000 |
4,475,000 |
|
営業CF |
6,274,000 |
8,327,000 |
11,793,000 |
10,708,000 |
10,275,000 |
8,865,000 |
9,273,000 |
|
投資CF |
-5,878,000 |
-4,202,000 |
-3,426,000 |
-5,052,000 |
-5,723,000 |
-6,155,000 |
-6,131,000 |
|
財務CF |
654,000 |
-1,914,000 |
-6,412,000 |
-6,384,000 |
-3,952,000 |
-3,090,000 |
-4,993,000 |
|
FCF |
396,000 |
4,125,000 |
8,367,000 |
5,656,000 |
4,552,000 |
2,710,000 |
3,142,000 |
|
キャッシュ状態モデル |
M4 |
M2 |
M2 |
M2 |
M2 |
M2 |
M2 |
|
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||||||||
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2.倒産企業
V主な経営指標
在庫回転率 = 売上原価 ÷ 棚卸資産 |